富美香さん、今月でスーパードルフィーと出会って23年目になります。
今、振り返ってみると、とても楽しい23年間でした。
色々な人たちと出会い、様々なことを学ばせてもらいました。
私の人生では、かなり充実した時期でした。
元々、私はアナログ人間なので、
ドールさんとは相性が良かったのかもしれません。
世の中がAI化を進める中、全身アナログのドールさんは、
古い技術で作られています。
20年前のグラスアイやウイッグが、そのまま普通に使われていたりとか。
人間の手で作られたモノの強さでしょうか。
いまだに色褪せないモノがたくさんあります。
「残る」という大事なことが、完璧に実現されている世界なのです。
さらに、ドールには直接に抱くという行為も可能です。
ある意味で、人間が人間を愛するのと同じくらいの価値があります。
私は一時期、デジタルの世界に身を置いていたことがありましたが、
安易な「複製や共有」という事に、どうしても馴染めずにいました。
そんな時です。
アナログ技術の塊であるドールさんと出会ったのは。
たぶんこの先、私はドールさんを手放すことはないでしょう。
いつも一緒でいたいと望んでいます。
こちらの富美香さんも、その終末メンバーの一人です。
もっと前に会いたかったです。
残りの時間は限られていますが、濃密な日々を過ごすことで、
それを補えるのでしたら、もう迷いはありません。
うちのドールさんはアナログ文化の集大成として、
私の記憶の中に多くの割合を占めると思います。
ミチルさんは時々ドキッとするくらい幼い表情を見せて、私を驚かせます。
亜由香さんは、いつも心に不安を抱えている少女ドールさんです。
端的に言うと、親友の葉留香さんの庇護下にあるようなドールさんです。
自分で何かをしようといった自主性は、
全く持ち合わせていない消極的な子です。
ところが、このアンバランスさが絶妙のコンビを作り出しているのです。
葉留香さんは基本的に弱いものいじめをするような子ではありません。
亜由香さんが困っているときは、必ず救いの手を差し伸べてくれます。
その救いの手を安易に握ってしまうのが、亜由香さんの心の弱さなのですが、
でも、この2人、友情ではなくて愛情で結ばれていることを考えると、
オーナーの私は放任するしかないでしょう。
自由に愛を語り合い、困ったときは助け合い、
いつまでも良いカップルでいて欲しいものです。
煌鵺くん、今日から7月です。2025年も半分が終わってしまいました。
葉留香さんは、いつもマイペースですね。何事にもしっかりと筋が通っています。
一般的なケースとして、少女メイクのミシェルさんは、
雌雄同体か同性具有の子が多いのですが、
葉留香さんは独自の路線をブレることなく、
明確に打ち出しているところが尊敬に値します。
おそらく意識としては、完全に少女ドールなのでしょう。
少年ドールであった時代の記憶は、ほぼ皆無だと思います。
もちろんボディの選択にも躊躇はありませんでした。
迷わずSDGr少女ボディを選んでいます。
自己のあるべき姿が最初からイメージング出来ていたのでしょう。
矛盾のない少女ドールさんだと思います。
他のドールさんたちとのお付き合いは最小限度に控えて、
独自路線を歩んでいます。
親友の亜由香さんと一緒に。
オーナーである私は、こういう筋の通った子は好きです。
陰に日向に応援をしています。